アメリカでの子宮筋腫の治療記録

過多月経に苦しんでいましたが、いい医者に巡り会えず貧血と輸血を繰り返し、とうとう倒れて緊急UAEを受けました。これでやっと落ち着くかな?これまでの経緯を記録して行こうと思います。

UAE 前半

UAEの処置室に運ばれて説明を聞き、書類にサインなど。
全て終わるまでたぶん40分くらい。
自分でも画像を見てたけど、見ても良くわからない。
医師を信じてお任せです。


手術が済んで病室に運ばれる間、どんどん痛みが出て来ます。
痛くて痛くて息も出来ないくらい。
この間、看護師がモルヒネの入った痛み止めを薬局に取りに
行って来るからね。頑張ってね、と言って病室を出て行った
んですが、UAE後の患者の痛みなんて事前にわかってる
んだから、用意しておけばいいのに、と思って怒りまで
涌いて来て本当辛かった。


痛みで七転八倒の中、看護師がやっと戻って来てモルヒネを
セットするんですが、まぁ、手間取ってるし、他の看護師と
どうでもいい会話をしてるから、思わず早くして下さいって
叫んじゃいました。ごめんなさい。

婦人科ジプシー その⑧ ラスト

入院して輸血をしましたが、この晩も出血が止まりません。
看護師から血の量を確認したいから、簡易トイレ(水洗でない)
に済ませるように指示されます。
自分で改めて見るとすごい量です。怖い。。


しばらくすると看護師が戻って来て、量を確認すると、
もしかすると手術になるかもしれないから、今から絶食
するようにとの事。手術???でもこうなったら任せよう。
このまま輸血だけして帰宅しても同じ事の繰り返しだし。
と決心したのです。



翌朝、婦人科医が病室に来て当日のUAEを提案されました。
UAEの事は調べてどういうものか知っていたので、宜しく
お願いしますと言って気持ちの準備。
いきなり手術が決まって不安でしたが、やっと過多出血から
解放されるという期待の方が大きかったかも。


数時間後に手術室に運ばれいよいよ。


ちなみにERに運ばれた際に画像診断は済ませてありました。

婦人科ジプシー その④

2017年の里帰り時にも日本の婦人科の先生のところで
止血剤をもらって来ました。この薬の事をアメリカの医者に
話した(見せた)のですが、アメリカ国内では扱って
いないそう。


この頃には魔法の薬に思えた止血剤も効果が薄くなって
来たような気がしていましたが、なんとなく放置状態
でした。それでも過多出血は続くので貧血はひどく、
12月に2回目の輸血をしました。
このままじゃいけないと思うけど、婦人科に行っても
全摘しか勧められないと思うと二の足を踏んでしまって。


正直、摘出でラクになるならそれでもいいなと思った
んです。でもお腹を切ると仕事を何週間も休まないといけない。
当時、いいポジションで仕事をさせてもらっていて、
長く休んだら誰かに取られてしまうかもしれないと思うと
休みたくなくて。
仕事より健康の方が大事なのにね。馬鹿だな。